バンドレン　サックス用ラバーマウスピース　V16・エボナイト

リードメーカーとして有名なバンドレンのマウスピースです。作りも比較的丁寧な仕上がりで、クラシックだけでなく、ジャズ向きのモデルも用意されており、ジャンルや好みに合わせてお選びいただけます。

50年代や60年代のジャズサウンドをベースに現代向けに設計されたモデルです。ソプラノ、アルト、テナー、バリトンとラインナップがあり、それぞれに基本コンセプトや内部の設計が異なっています。

＜ソプラノサックス＞
H.SELMERのヴィンテージソロイストのソプラノはラウンドチェンバーを採用していますが、こちらのV16 エボナイトはアルトやテナーのヴィンテージソロイストで採用されている馬蹄型のチェンバーを採用しています。吹きやすく、ハスキーでファットな暖かみのある音色が楽しめます。

＜アルトサックス＞
メイヤーの設計に近いデザインで、バンドレンのモデルの中ではジャズ向きのダークサウンドが楽しめます。程よい音の輪郭があり、高音域はやや明るくハリのある音で鳴ります。チェンバーのタイプにS+（スモールプラス）とM（ミディアム）があり、お好みによってお選びいただけます。

＜テナーサックス＞
内部の構造がオットリンクに近いデザインで、バンドレンのマウスピースとしてはサブトーンも出せてジャジーなサウンドが楽しめます。オットリンクよりやや音に輪郭があるように思いますがコントロールもしやすく、ラバーマウスピースでジャズ系のサウンドをお探しの方にはお薦めのモデルです。

＜バリトンサックス＞
ボディ径はやや細身のタイプでバッフルにはベルグ・ラーセンのようなバレットシェイプを採用しています。程よい音の輪郭はありつつも、全体的にファットで柔らかく落ち着きのある音色に思います。番手によってフェイシングの長さとオープニングサイズが違いますのでそれによってややサウンドにも違いが出ています。B7はB9よりも少し明るめでややコンパクトな音色で、吹き方によってバリッとしたサウンドも出せます。B9はB7よりも低音域はより柔らかく図太さのあるサウンドでサブトーンも出しやすいです。エッジの効いたサウンドはB7の方が出しやすく、柔らかく図太さのあるサウンドはB9の方が出しやすいように思います。

■オープニングサイズ（ソプラノ）：S6, S7, S8
■オープニングサイズ（アルト）：A5S+, A5M, A6S+, A6M, A7S+, A7M
■オープニングサイズ（テナー）：T7, T8, T9
■オープニングサイズ（バリトン）：B5, B7, B9
※リガチャーおよびマウスピースキャップは付属しておりません。

品番によっては納期にしばらくお時間をいただく場合がございます。在庫・納期についてはお手数ですがお問い合わせください。