ウィリーズ　フレンチホルン用マウスピース　スタンダードライン

willie's（ウィリーズ）が満を持して解き放つ、かつてなかったフレンチホルンマウスピース！
2009年にマウスピースの製作を始めて今日までに実に1,100種類にもおよぶトロンボーン、ユーフォニアム、チューバ、トランペット、コルネット、フリューゲルホルンなどの金管楽器用マウスピースの開発を続けてきましたが、どうしても手がつけられなかった楽器がひとつだけあります。それがフレンチホルンです。オーケストラの花形にして時に優美に時に豪放に響きわたるサウンドをいつの日かこの手で生み出してみたいという想いは常に温めてきました。
とは言うものの、技術的には大きな困難を伴います。金管楽器用マウスピースの中で最も肉厚の薄い形状は、ほんのわずかな力がかかっただけで容易に変形してしまいます。またそれを削る工具もまるで耳かきのように細く長くなるため、びびり振動と呼ばれる厄介な現象が常に付きまといます。これらの問題に立ち向かう基盤技術をまとめ上げるのに実に11年の歳月が必要でした。

開発に際して現在市販されている各社のマウスピースをくまなく調べ上げた結果、他の楽器とは大きく異なる、あるポイントに注目しました。すなわちリムサイズのバリエーションは少なく、カップシェイプのバリエーションは多彩ということです。スタンダードラインのラインナップ第1弾はたった1種類のリムと7種類のカップの組み合わせです。こうすることで最も多くの奏者に対応できる最小限のラインナップを形成できると考えました。
もちろんこれまでwillie'sが培ってきた超高精度切削加工による口当たりの良さ、抜群の響きはそのまま受け継いでいます。プロトタイプを試奏されたプロオケ奏者や音大生は、その圧倒的な響きに大いに感動されました。
フレンチホルン界に新風を吹かせる自信作です。初心者からプロ奏者まで多くの方々に広くお試しいただければと思います。
（willie's Custom Brass代表 中込昌仁氏のコメントより）

●シンプルながら多彩なバリエーション
リムサイズはたったの1種類。世界で最も愛されているモデルをベースに開発した「A21」リムを採用。これに合計7種類のカップ、スロート、バックボアを組み合わせました。リム形状も共通のため、容易に持ち替えて7種類の音色を操ることが可能です。今までありそうでなかった痒いところに手が届くラインナップです。

●超高精度切削加工による抜群の吹きやすさと響き
willie'sの豊富な経験や技術の蓄積によって育まれた超高精度切削加工による極限まで滑らかな口当たりのリム、スムーズな息抜けのスロート、心地よい吹奏感をもたらすバックボア、そして日本人の歯型を考慮したリムとカップの接続部。これらの相乗効果により圧倒的な響きを得ることができました。

■フレンチホルン用マウスピース
■銀メッキ仕上げ

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